日本史好きが高じて……こうなる。2008 / 02 / 16 ( Sat )
日本史が大好きだった。 もの心ついた頃から。 鳴くよウグイス平安京。 いい国つくろう鎌倉幕府。 細かな年号に興味は無い。 その時代、その場所で繰り広げられるドラマ、 人間模様にワクワク、ドキドキしていた。 斑鳩の地を歩く聖徳太子の沓音。 田楽挟間に降る雨音、駆け回る馬、いくさびと。 授業中、頭の中では、歴史のシーンが、ありありと映し出された。 大人になっても変わらない。 歴史小説、時代小説を貪るように読んだ。 夏休みの課題図書すら満足に読まなかった小学時代。 変われば変わるものだ。 今でも小説を読み終えたあと自分に残るのは どのページにどんなことが書いてあったかではなく、 その本自体の魂である。 こんな台詞あって、格好良かったよね〜! などと気の利いたことなど言えはしない。 20代のある日、ふと思った。 日本の歴史、文化を理解するには、 その根底にある思想、つまり仏教と神道を識らなければならない。 無宗教の自分がである。 それから、宗派やそれぞれの教義などを読む。 とは言っても、所詮は素人仕事。 基礎的な、広く浅くである。 そうなると、好奇心は留まることを知らない。 仏像、建築、庭園、水墨画など日本古来の文化にも 興味が湧いてきて、自分が止まらない。 20代の後半。 ちょうど京都と奈良にはまり始めていた頃。 全てのものが、まるで最初から準備されていたかのように 自分の中で動き始める。 南の島が大好きで、年中、真っ黒だった頃もあった青年。 30代の頃には、ハワイのプールサイドで禅書である。 20代後半から30代後半にかけて、京都、奈良に行きまくった。 まるで義務であるかのように。もちろん自らすすんでであるが。 奈良は本籍地。墓参りもある。 京都には嵯峨野で陶芸家を営む従姉妹がいる。 親戚一同は全て関西在住。 血が呼んだのか。 多いときには、夏休みで7日間滞在。 春夏秋冬、季節を問わず足を運んだ。 おかげで100数十もの寺社を、ゆっくり巡ることができた。 今では友人から旅行プランを頼まれる。 自分にとっての奈良と京都。 イメージで言えば 奈良は土で京都は水。 思い込みだが、両方行けば、精魂共に浄化できる。 奈良は魂の故郷、京都は精神の故郷なのである。 巡った寺社。 それぞれに歴史があり興味深い。 どこが良いとは言い切れない。 それでも自分の中のお気に入りはある。 明かさないが……(笑)。 この10数年間で見聞し感じ、心に響いたものが 今の自分の血となり肉となっていることは否めない。 しばらく奈良、京都にゆっくり行っていない。 魂がウズウズしている。 今年また新しい思い出を創れたらとも思う。 最期に行ったのは突如思いついて出かけた京都の初詣。 目覚めて東京駅に行き、ひとり新幹線に駆け込んだ。 日帰りである。ひとり旅は、卒業せねば(笑)。 仏像好きが高じると、こんな遊びもしてしまう。 すべて鉛筆画です。 ●各画像をクリックいただくと 拡大画像が開きます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ◎あくまでも余技です(笑)。 ▲よろしかったら、1日1回の、ひと押しお願いします。 今後の創作の励みにさせていただきます! |
憧れの大晦日2007 / 12 / 30 ( Sun )
冬の夜。
特別な夜。 大晦日。 冷え切った透明な空気は音の伝わりも良く 祐天寺の除夜の鐘の音はもちろん、 東京湾で一斉に鳴らされる汽笛の音までが ここ世田谷まで届いてくる。 大晦日過疎となった東京。 この数日間が好きだ。 リセットの一瞬。 明日もまた、ひとり静かに。 * 京都には、どの季節にも訪れた。 突然、思い立ち、 日帰りで、初詣にも行った。 唯一経験していないのが、大晦日の京都。 1度でいいから、 大晦日を京都でのんびり過ごしてみたい。 底冷えする冬の京都。 高級旅館なんて望まない。 むしろ小さな寂びた宿がいい。 熱燗に幾皿かの酒の肴。 贅をこらさない方がいい。 かすかに、もれ聞こえる 三味線を爪弾く音。 もう最高にいい。 ひとり戯れに筆をはしらせる。 寒さは苦手だが、この刻ばかりは、 小雪など、ちらほら舞ってくれてもいいかな。 そんな大晦日。 雪深い、北国の宿で過ごす。 これも悪くない。 ささやかだけど、 考えてみれば、贅沢だな。 * 当ブログを始めて約4ヶ月。 思いついたことを、気ままに綴るたわごとにもかかわらず、 訪問してくださる皆さん、いつもありがとうございます。 年齢、性別、職業、地域などが異なる たくさんの方々とブログを通じて出逢うことができました。 多くの方々と交流できたことで見聞も広がり 楽しくブログを続けることができました。 心よりお礼申し上げます。 相変わらずの、マイペース更新ではあると思いますが、 来年も宜しくお願いいたします。 どうか素敵で楽しい年末年始をお過ごしください。 瞬 生 ▲よろしかったら、1日1回の、ひと押しお願いします。 今後の創作の励みにさせていただきます! |
京都 祇園界隈で時間が余ったら……2007 / 09 / 21 ( Fri )
今週末は、先週に引き続き3連休。
2泊3日で旅に出かける人も多いかもしれません。 旅をしていると ぽっかりと1時間ほど時間が空いてしまうことがよくある。 中途半端な空き時間……。旅先では厄介な問題。 行きたいところには行った。 夕食まではもう少しだから、中途半端に何か食べるわけにもいかない。 お茶もさっき飲んだしな〜。 どこかに移動するにしても中途半端になりそうだし…。 もし週末、京都に行く方がいて 祇園界隈でこんな状況になった場合、 お勧めの場所があります。 それは建仁寺。 「京都五山 禅の文化展」のところでも書きましたが、 歴史の教科書にでている栄西さんが 京都に始めて開山した禅宗寺院です。 京都五山のひとつで 日本で始めてお茶の栽培をしたという 畑が今も残っています。 まず、四条通りを八坂神社に向かう。 右手に大石内蔵助で有名な「一力」があるので その角を曲がり花見小路に入る。 道の左右には小振りだが美味そうな料理屋が軒を連ねている。 しばらく歩くと左手に見えてくるのが 4月の「都をどり」で有名な祇園甲部歌舞会。 そのすぐ先の角に「建仁寺」の入り口がある。 中に入ると大きな山門はあるのだが、 入り口は、同じ京都五山でも、大徳寺や南禅寺などのような 大きな構えの入り口(門)ではない。 こんな場所に……? 始めて訪れたときには少々驚いた。 だからだろうか、 それとも自分が訪れるときに限ってなのか、 意外と観光客は少ない。 なにしろたどり着くまでには あれも見たい、これも見たいと、誘惑が多いからなぁ。 本堂は風が通り抜けて、真夏でも心地よく涼がとれる。 そうそう、建仁寺には、あの有名な「風神雷神」の屏風があります。 本物は国立博物館にあり、残念ながらレプリカですが……。 本堂の奥に枯山水の庭が広がる。 本堂のヒノキとお香のかすかな香りが漂うなか 腰を下ろして庭を眺める。 ここが京都の、祇園のど真ん中か?と思うほど 静かに時間を過ごすことができる。 日常とは異なる時間が流れ、 ゆっくりと、もの思いにふけることもできる。 祇園界隈で時間が空いたとき、 もちろんそうでないときにでも 是非1度足を運んでみてください。 そうそう三十三間堂は朝一で訪れることをお勧めします! |
京都つながり2007 / 09 / 05 ( Wed )
昨日行った「京都五山 禅の文化展」のおかげで
京都スイッチが入ったので、京都の話をすこし。 まだ会社に勤めていた頃のはなしだが、 五山の送り火、嵐山での灯籠流し、 化野念仏寺の千灯供養、東大寺・春日大社の万灯籠など 8月の京都・奈良のイベントを体験したあとは、 夏季休暇を必ず9月にとっていました。 8月の夏休み期間中に行われるも大きなイベントも終わり また、9月末の連休や紅葉時期の前ということもあってか いまの京都と奈良は比較的すいています。 人が少なそうな穴場をわざわざ探さなくても 嵯峨野でも少し足を伸ばせば、ほかの旅人に会わないこともある。 寺社の中をゆっくりと拝観し、仏像や絵画などものんびり鑑賞できる。 禅寺の庭が1時間くらい貸し切り状態になり、 ゆっくりもの思いふけることができ、非日常の世界にどっぶりつかれる。 そんな時間が日々のストレスを洗い流してくれること、間違いなし! 陶芸や京友禅の絵付けをなどといった体験の予約も比較的とりやすい。 夏季休暇が未定の人や、ぶらりと行ってみようと思った人には 今の京都と奈良は本当にお勧めです。 ただ、暑さのピークを過ぎたとはいえ、盆地はまだ暑いと思います。 四季折々、京都や奈良にでかけ、百数十か所の寺社を拝観してきました。 これを機に折をみて、おすすめ寺社などを紹介していこうと思います。 |
| ホーム |







