すずりの話

先日、当ブログのヘッダー部分に使用している
硯に関して質問がありました。

この硯は 中村 一水氏作の硯です。
友人が、ふるさとの高知県中村市に帰省する際
お願いして買ってきてもらいました。

実は、知る人ぞ知る名硯なのです。

ひとつひとつが手作りで
丁寧に削られていることが使うと伝わってきます。
たしか、もうあまり作られていないとか……?
とてもきめ細かく、滑らかで、磨っていると
墨と硯がなじんでくる感じがします。
磨りあがった墨も粒子が細やかで、にじみもきれいに出る。

自分が愛用しているこの硯は小振りで
長さは約15cm、幅は約10cm。
残念ながら大作を書く際には使うことができないのですが、
書ブログ「励ましま書、癒しま書 〜 日々是絶筆」にアップする
淡墨の小作品などは、すべてこの硯で磨った墨で書いています。

本音をいえば、大きいのも……。

小さいものですから価格も安く、確か6〜7千円だったはずです。
硯の質に比べて、あまりにも安いような気がします。
この硯は一生大事に使わせてもらいます。

値段の問題じゃない。
筆にしてみても、5万円の筆も300円の筆も自分にとってはどちらも大切。
自分の書をサポートしてくれる大切なパートナーですから。


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09:29 | 書・筆文字 | comments (1) | trackbacks (0) | edit | page top↑