「山下 清」展

10月5日。
10月だというのに夏日。
半袖のシャツ。
清に会いに上野の森美術館へ行く。
思っていたほど混んではいない。

圧巻。

ため息の連続。
構図といい色彩感覚といい、
清は神様がくれた贈り物です。
とある友人が、
「でも清にとって神は善か悪か」と……。
誰も侵すことができない独自の世界。
衒いのない作品には何者もかなわない。

知らない人がいないであろう山下 清。
自分の感想などは敢えて控えさせていただきたい。
どうかご自身の目で。

展示物の中に
「山下 清 裸の大将放浪記」4巻があった。
これだぁ〜、この本だぁ。
小学校の時に父に買ってくれとせがんだものの
にべなく断られ、買ってもらえなかった本。
対面して、ついつい、ほくそ笑んでしまった。

来週の火曜(10月9日)が最終日。
会期が残りわずかとなりましたが、
上野に行く機会があるようでしたら、
ぜひ立ち寄ってみてください。

山下清

▲伊藤若冲を彷彿させる…。


[ 追記 ]
これは展示に関することだが、
作家の年表などは、1階、または入口の広い場所にお願いしたい。
昨日、1階で観ている途中で、あるご老人に
「山下 清が生まれたのは何年ですか?」と聞かれた。
確かに何年作と書かれていても、興味ある方にとっては
何歳のときに描かれたものか気になるのだろう。
実際、年表があるのは2階への階段を登りきったところ。
清の歴史を知りたい人達が、どうしてもそこに立ち止まってしまい、
先に進むのに、ちょっと一苦労。
せっかく作品は比較的ゆっくり観られるのに……。
導線的に、やや問題ありかなと思った。

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